ただ今、政略結婚中!
戸惑っていると、隼人さんは起き上がって私を抱き上げた。


「きゃっ」


「お前と離れたくないと言ったら?」


唇に落とされる甘いキスに応えたのが返事。



******



ホテルのタオル地のバスローブをお互い身に着けて、リビングのソファに座っていた。


隣に座る隼人さんはルームサービスで頼んだ金色の気泡が泡立つシャンパンを飲んでいる。


隼人さんはリラックスした様子で満足した猫みたいだ。


ううん、猫じゃなくて、豹かな……。


やっと聞きたかった話が聞ける。


隣に座った隼人さんの顔を見つめた。


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