ただ今、政略結婚中!
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ネイビーブルーの細かい模様の入ったネクタイを結んでいる隼人さんを見ていた。


結んであげたいと思うけれど、私がやったら時間がかかってしまうだろう。


隼人さんは慣れた手つきで、あっという間にネクタイを結び終わった。


「どうした?」


じっと見ている私に気づいた隼人さんは近づきながら聞いてくる。


「ネクタイ結ぶの、早いなって」


「毎日のことだからな」


顔を更に近づけた隼人さんは、私の唇の端にちゅっと軽くキスを落とす。


「私……結んでみたいな……」


これから出勤の隼人さんに我が侭を言ってみたくなった。


きっとダメって言われる。


そう考えていたのに、意外な言葉が返って来た。



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