ただ今、政略結婚中!
「その姿も欲情する」


まだドレスは着たままで腰に纏まっている。


「あっ!皺になっちゃう」


「もう遅い」


キスの雨を体中に降らされ、愛されている実感に浸りながら隼人に翻弄されていった。



******



数日後、隼人のスーツから隼人とは違う別の香水が匂った。


今度はたばこの匂いではなくて、明らかに女性物の柔らかい香水。


スーツにこれだけ付いていると、かなり密着したに違いない。


もうっ!どんだけ女子社員、はたまた取引先の女性が寄って来るのっ!


パーティーの時も私が離れると、女性社員に囲まれていたっけ。



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