ヤンデレ彼氏に迷惑なほど愛されて
ワタシも椅子に座って、また本を読もうとしたけど、お兄ちゃんをちらちら見てしまいます。
うつ伏せで息は苦しくないのかな。
「苦しくないの?」
「何が」
「うつ伏せのままだと、息ができなくなるんだよ」
「幼少時の話だろう、それは。第一、苦しいものか。ミナナの匂いをかいでいるのに。落ち着くんだ」
お兄ちゃんはぎゅっと枕を掴みました。
お姉ちゃんが寝ていた枕だから、匂いはいっぱいすると思います。
ワタシもママがぎゅうとしてくれた時に、石鹸の香りがするので好きです。
「お兄ちゃんとお姉ちゃんは結婚しているの?」
「いや、国籍……言っても分からないか。ちょっと事情があってね、結婚はできないんだ」