ヤンデレ彼氏に迷惑なほど愛されて


本当に愛しそうに、お兄ちゃんはぼんやりとしていました。お姉ちゃんがいないから寂しいんだろうな。


「そういえば、なんでお前は彼女に助けられたんだ。助けでも求めたの?」


「パパから逃げてたら、お姉ちゃんとぶつかって、それで、お姉ちゃんがじっとしてって言ったからそうして、ついてくる?って聞いたからここに……」


「つまりは匿われたわけか。――本当に気まぐれだな、ミナナは」


「お姉ちゃんはすっごく優しいよ」


「それは俺に対してだけだ。ミナナは基本、人間に興味がないから。興味ないものに優しくなんかしない」


「助けてくれたよ」


「だからそれが気まぐれなんだ。何か、“思うこと”があったんだろうねぇ。逃げたお前を見て。

ああ、いや。俺との将来を考えて拾ってきたのかな。そうだ、そうに決まっている。ミナナはあれでいて、俺とずっと一緒にいたいと思っているからなぁ」


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