ヤンデレ彼氏に迷惑なほど愛されて
――
「あれ?」
ミナナが帰った時には、もうそこにレムの姿はなく。
「捨ててきましたか……」
ベッドで寝そべる彼に最悪の事態を予想してしまった。
「ひどいなぁ。追い出さないよ。自分から出ていったよ」
「どうだか」
「そりゃあ、ミナナが俺と二人っきりになりたいだろうなぁ、だとしたらこいつ邪魔だなぁ、とかは思ったけど、捨てる前に出ていったよ」
「そうですか」
――本当か。
彼はミナナに嘘をつかないと知っている。
信用と言うよりは確信に近い。
――無駄になったなぁ。
多めにハンバーグの材料やらを買ってきてしまったのを後悔しつつ、机に近づく。
「ん?」
一枚の紙が置いてあった。