ヤンデレ彼氏に迷惑なほど愛されて
「ざんねん」
小馬鹿にするような言い方は、可愛い抵抗だねと思われたようだった。
「男として、どうなんですか、それぇ……」
甘ったるい声は、中途半端な快楽のためか。
「俺だって我慢できてないよ」
「してるくせに……」
快楽目的でない行為だから、彼はこんなことができるのだ。
我慢できないと言いながらも、彼はミナナから愛の言葉を貰えるまでずっと動かぬままだろう。
「ほら、ミナナ」
「……」
いつもの沈黙ながらも、どこか可愛げがある形でミナナの口は閉じていた。言うか言わないかで葛藤もしているよう。
「負けました……」
観念したような口振りに彼は笑った。
彼の頭に手を置いて、自分の顔に寄せる。