ヤンデレ彼氏に迷惑なほど愛されて


「大概は昼はミナナの部屋に行くし、夜はミナナ警護で。仕事の時は、出掛けの場所に拠点――適当な宿に泊まるから、そんなには帰ってこないかな」


「なるほど」


ミナナは納得はしたものの、彼の行き過ぎたべったりぶりに疑問を覚えなかったのは慣れで感化されてしまったらしい。


我が家に帰らぬほど、ミナナの部屋に、夜は廃ビルで遠くから警護、なんともした執着ぶりである。

当然ながらミナナは今更ながらと見向きもしない事柄だが。


「あなたのことだから、私の写真とか壁一面に貼っているかと思いました」


「前の住処ではそうしていたよ」


言わなきゃ良かったと後悔する答えがするりと出てきた。


「隠し撮りですか」


「ひどいなぁ、愛しいミナナを永久保存しただけだよ。まあ、数は少ないけど、こうポスターみたく引き延ばして、壁に貼り付けていたんだ」


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