時の流れに逆らって…
ドキ―…ドキドキ……

只今人生初の告白をしようと体育館の裏で待っているところです…

『ごめん、ごめん。藍音チャン。待った?』

『だっ大丈夫です!!』

(緊張のあまり声が裏返ってしまった…しかもなんで大丈夫……)

一人で百面相をしていると先輩が突然笑い出した

『アハハッ。やっぱり藍音チャンは面白いね♪中学の時からずっと見て来たけど…俺と付き合ってくれませんか?』

自分が告白しようと思っていたのに突然先輩の方から告白されてしまい藍音は固まってしまった

『やっぱり駄目かな……』

先輩がそう言った時ハッと我に帰った藍音は

『私でよければ//本当は私から告白しようと思ってたので焦ってしまって…//』

『本当に?よかった〜これからよろしくネ//藍音//』

初めて先輩に呼び捨てにされて何だか照れ臭くなった藍音

『こっこちらこそ//よろしくお願いします//透夜///』

こうして藍音はめでたく透夜先輩の彼女になりました♪


















(…本当はただ憧れてただけで…"好き"と言う感情はないんじゃないの?……私が"好き"なのは……――……)

私の心のどこかで聞こえる言葉……でも…真実は教えてくれない……

何時もそう……私の邪魔をする……私のもう一つの心…



















だからそんな私のもう一つの心の事は無視することにしたの――………




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