記憶の桜 -栄枯幻世-
【土方】


鈴蘭と白百合がいる置屋に着いた。




「女将さん、悪いが、鈴蘭と白百合を出してくんねぇか?」




原田の言葉に女将は不服そうに眉をひそめ、2人を呼んだ。




しばらくすると、あの時の女2人が現れた。




「こんな朝早くに何の用どすか?」




鈴蘭は寝起きなのか、かなり不機嫌だ。




2人に屯所であった事を話した。







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