記憶の桜 -栄枯幻世-


土方さんは私に駆け寄って来ると、抱き起こし、肩を抱いてくれた。




「てめぇら、誰の差し金だ?」



彼は私の肩を抱いたまま、隊士達を睨む。




「そ、それは…」




「何の騒ぎですか!?」




沖田さん達が一足遅れて、駆けつけた。




しかし、彼らはすぐに状況を理解し、隊士達に視線を向けた。







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