記憶の桜 -栄枯幻世-
【涼】


数日後。




私はその日聞かされた事に驚き、洗ったばかりの洗濯物を落としてしまった。




「原田さん…、今、何て…?」



「伊東さんが新選組を離隊して、孝明天皇の御陵衛士を結成した。それに平助と斎藤がついて行くらしい」




原田さんは力強く拳を握り締め、悔しそうに顔を歪めていた。



斎藤さん…、平助君…、何故…!?




「本人達に確かめて来ます!」



何か理由があるはずだ。




そう思い、私は斎藤さんと平助君の所に行こうとした。




しかし、原田さんに腕を掴まれた。





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