記憶の桜 -栄枯幻世-
【斎藤】


俺は伊東さんと共に御陵衛士として、新選組を離隊した。




もちろん、自分の意志ではない。




副長の命で間者として、伊東派についたのだ。




新選組こそが俺の居所だからな…。




新選組を離隊して、早半年以上立っていた。



御陵衛士になってからの伊東さんは長州や薩摩と関わりを持っている。




そして今、隠れて長州と薩摩と密談をしている。




俺は気配を消し、部屋の中の様子を窺っていた。





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