記憶の桜 -栄枯幻世-
近藤さんが2人の頭にげんこつを落とし、その場はおさまった。
正確に言うと、2人は痛みに悶絶し、喧嘩所では無いらしい。
しかも、同じ格好で頭を押さえている。
「く、くくくく……っ」
それが面白くて、僕は笑っていた。
「どうした?総司」
平助がそんな僕に声をかけて来る。
「いや、これから楽しくなりそうだなぁって思って」
「?」
そう言うと、僕は中に戻り、旅の支度をした。
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