記憶の桜 -栄枯幻世-

近藤さんが2人の頭にげんこつを落とし、その場はおさまった。



正確に言うと、2人は痛みに悶絶し、喧嘩所では無いらしい。



しかも、同じ格好で頭を押さえている。



「く、くくくく……っ」



それが面白くて、僕は笑っていた。



「どうした?総司」



平助がそんな僕に声をかけて来る。



「いや、これから楽しくなりそうだなぁって思って」



「?」



そう言うと、僕は中に戻り、旅の支度をした。





< 75 / 412 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop