レッスン ~甘い恋の手ほどき~
はっ
一瞬離された唇の隙間から、やっと息を吸い込んだと同時に、彼の舌が入ってくる。
嫌だ……たまらなく嫌だ。
このままでは……。
全身に鳥肌が立つ。
あんなに好きだと思っていた彼に、触られることすら、もうイヤなんだ。
こんな形で、自分の気持ちをはっきりと確認するなんて。
あまりに強引な彼の行動に、身の危険を感じた私は、ポケットに入れておいた携帯を思い出した。
今朝、会社にかけたから、履歴の二つ目……。
手探りでそのボタンを押した瞬間、
「どこにかけてる?」
それが見つかってしまって、修二さんに跳ね飛ばされてしまった。