レッスン ~甘い恋の手ほどき~
二人で私の部屋に向かう。
しっかり絡められた指と指。
そこから、彼の優しさも、思いやりもすべて私に伝わってくる気がして。
さっきまであんなに不安で、胸が引きちぎられそうだったのに、今の状態が信じられない。やっぱり彼は、魔法使いだ。
私がカギを開けて、ドアを開けた瞬間、彼に腕を強く引かれて抱き寄せられた。
「華帆、好きだ」
「私も……好きです」
かつて修二さんに、こんなにも好きだと言われたことがあっただろうか。こんなにも、求め合ったことが、あっただろうか。
ドクドクと彼の鼓動が速くなっていく。
それと同じように、私の鼓動も……。