レッスン ~甘い恋の手ほどき~
「悠人さん……」
「もう、泣くな」
「悠人さん――私……あなたの事が、好きです」
私が思わずそう口にした瞬間、彼は目を見開いて私を覗き込む。
「どこにも、行かないでください。私の傍にいてください」
「華帆……」
こんな言葉、言ってはいけないのかもしれない。けれど、もう、抑えることなんてできないから。
彼が、もう一度強く抱き締める。その腕の中の温かさは、私を幸せへと導いて。
西川さんの存在が、私の気持ちをはっきりさせた。
彼を……奪われたくない。
「今日はさすがに疲れた。華帆、俺を癒してくれ」
「私が? そんなことできるの?」
「華帆は俺にとって最高の女だ。華帆でなきゃ、できない」
彼の手が私の顎に触れる。
それをグイッと持ち上げた後、優しいキスが降ってきた。