レッスン ~甘い恋の手ほどき~
抱いてほしい。
ホントはちょっと怖い。
だけど、彼に抱かれたいって、心から思ったんだ。
こんな感情、生まれて初めて。
今まで、どの人にも、そんな風に感じたことなんてなかったから――。抱かれるということは、私が「女」でいるための手段でしかなかったから。
その言葉にひどく驚いた顔をした彼が、私に触れるだけのキスをする。
「抱いて、ください」
それでもためらう彼にそう告げると、何も言わずに私を抱き上げた。
そのまま寝室に運ばれて、ゆっくりベッドに押し倒される。
スーツの上着を脱いで、ネクタイをほどいた彼が、私の頭の両脇に手をついて真直ぐに私を見つめる。
「華帆……ずっと、ずっと大切にする。愛してる」
「悠人さん……あなたをずっと信じてる」