レッスン ~甘い恋の手ほどき~

何時の間に、彼をこんなにも求めるようになっていたのか。
それは自分でも分からない。

修二さんを失って、傷ついて……その傷を癒してくれたのが、彼だった。彼がいなければ、誰かをこんなにも愛おしいと思うことも、なかったかもしれない。

ずっと真っ直ぐに、私だけを見ていてくれた彼。そんな彼を、好きになったのは、必然なのかもしれない。



目を閉じて、彼の息づかいを感じながら、彼を受け入れようとする。
ビクッと震えてしまうのは、きっと過去の傷のせい。


「あ……」


思わず飛び出した声に、自分で驚いてしまった。



「華帆……」


彼が私の名を呼びながら、何度も何度もキスをくれる。


怖くなんかない。

私はこの人に愛されている。
そして、私も……。






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