レッスン ~甘い恋の手ほどき~
「すごくよかった」
「えっ?」
「華帆の色っぽい顔も、綺麗な体も、声も……全部、俺のものだ」
そんなことを言われると、ひどく恥ずかしいのだけれど、真剣な彼の眼差しに、首の後ろに手を回して抱きついてしまう。
私……泣きそうだ。
ずっと、ずっと、自分のことを好きにはなれなかった。けれど、彼の一言で、好きになれる気がして。
「華帆の気持ちも」
「悠人さん?」
「全部、俺のものだ。誰にも渡さない。好きだよ、華帆」
こうしてくれる優しい言葉も、深くて温かいキスも、全部、全部私のもの――。
「悠人さん、好きです」
「知ってる」