Tricksters2ッ
 

「なんでトミックカラーズの商品を販売した?」


「ははは、うちは自由契約が主体だからな。いちいち契約主に気をつかいながら商売していたら、あっという間に潰れちまうだろ」



 画多社長は応接セットのソファーに座るように手ですすめてくれた。俺は頷いて座る。


 ゼンは画多社長のデスクに腰をかけた。椅子に座る画多社長を上から見下ろすと、警官の帽子と上着を脱ぎ捨てた。


 いちいちアクションが態度デカい。



「まあ、いいよ。あの会社は時間の問題だ。それに大切なのは、明日が俺の結婚式だということだ」


「まさか、俺に祝辞でも述べろと言うのか?」


「披露宴は身内限定だよ。正確にはトリックスターズ社員しか呼んでいない」


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