Girls Kissシリーズ・タラシとのキス
だから今度は、アタシが彼女を引っ張らなければならない。
「アンタだけじゃない。アタシも一緒に頑張るから」
「キミもかい?」
「ええ。…アタシも弱いから。逃げてばかりいるのにも、ちょっと飽きてきたわ」
苦笑を浮かべると、彼女は弱々しく笑う。
「…そうだね。じゃあ強くなったら、キミは何してくれる?」
「ご褒美を要求するの?」
「そりゃあそうだろう。引っ張り込んだのはキミの方だし」
「そうねぇ…」
アタシは腕を組んで考えた後、思い付いて顔を上げた。
「―分かったわ。アンタが強くなって、アタシも強くなったら、ご褒美をあげる」
「二人一緒にか。それなら頑張れそうだな。で、ご褒美の内容は?」
イタズラっぽく笑う彼女。
アタシは顔を真っ赤に染めながら、言う。
「今度はアタシから…キスしてあげる」
「アハハ、それは嬉しいねぇ。じゃあその時、わたしへの本当の気持ちも一緒に伝えてくれるかい?」
やっぱりコイツ、知っていたな!
「分かったわよっ! その代わり、本気で頑張りなさいっ!」
「アンタだけじゃない。アタシも一緒に頑張るから」
「キミもかい?」
「ええ。…アタシも弱いから。逃げてばかりいるのにも、ちょっと飽きてきたわ」
苦笑を浮かべると、彼女は弱々しく笑う。
「…そうだね。じゃあ強くなったら、キミは何してくれる?」
「ご褒美を要求するの?」
「そりゃあそうだろう。引っ張り込んだのはキミの方だし」
「そうねぇ…」
アタシは腕を組んで考えた後、思い付いて顔を上げた。
「―分かったわ。アンタが強くなって、アタシも強くなったら、ご褒美をあげる」
「二人一緒にか。それなら頑張れそうだな。で、ご褒美の内容は?」
イタズラっぽく笑う彼女。
アタシは顔を真っ赤に染めながら、言う。
「今度はアタシから…キスしてあげる」
「アハハ、それは嬉しいねぇ。じゃあその時、わたしへの本当の気持ちも一緒に伝えてくれるかい?」
やっぱりコイツ、知っていたな!
「分かったわよっ! その代わり、本気で頑張りなさいっ!」
