¥報酬1000万円

だが会うなりこう言う…



『………悪いことは言わねぇ…!……親友だからこそお前に言うが…………………逃げろ…!!』
『…えっ?』
『…とにかくここから逃げるんだ!!』

追い討ちをかけるかのように、大島の言葉は永井の不安を高めた…



しかし永井は逃亡を試みるが、失敗する…





『……開店時間は…深夜0時から4時までの四時間…!従業員はその間に接客やら対応やら自由に客を満足させるように働く。そして一時間ごとにお前ら従業員の中から対応がよかったと思う奴に客が投票してもらう…。…票が少なかった者が…………………ここで『クビ』となる…!!……『クビ』になった奴は金が稼げなくなるぞ…!』

客に気に入られたかどうかは投票で決めるらしい…


約40分が経過すると…

『…………それではそろそろ繋がってもらおうかしらね…!…おーい…!』

…えっ?…繋がる…?

ぞろぞろと部屋に兵士の鎧を着た人たちが入って永井たち従業員を壁から出ている鎖に繋いだ。腰には刀をぶら下げている。

< 5 / 24 >

この作品をシェア

pagetop