ガリ勉くんに愛の手を
第7章 大作戦
[プレゼント作戦]
―おじさんの部屋
「ベン!
お前、とうとう佐奈に告白したんか?!」
「はい。」
僕は照れながらその事を報告した。
「そうか、お前見かけによらずやる時はやるな~。」
なぜか、おじさんの方がうれしそうだ。
「でも、微妙なんですよね。声が小さすぎて佐奈さんに伝わったのかな…?」
2回目はおじさんに邪魔されて…
「大丈夫!ちゃんと伝わってるよ。
あとは佐奈の気持ちやな。」
「えっ?!
ぼ、僕はもう十分です。」
「何?それで満足っちゅう事?」
「え、ええ。」
「アホか?!
それやったら恋愛にならんやろ。
ただの片思いや。」
「で、でも、僕みたいな頼りない男、絶対…無理ですよ。」
おじさんが呆れた顔で…
「お前、ホンマにそれでええんか?
同い年のヤツらみたいに腕組んだり、イチャイチャしながらデートしたくないか?」
「イチャイチャ…
…デート?」
(佐奈さんとデート?)
その姿が頭の中に浮かんできた。
佐奈と手をつないで楽しそうに歩く姿を……
ウフッ…ウフッ…
(なんや、こいつ?!
俺よりムッツリスケベやな。)
「ベン!
お前、とうとう佐奈に告白したんか?!」
「はい。」
僕は照れながらその事を報告した。
「そうか、お前見かけによらずやる時はやるな~。」
なぜか、おじさんの方がうれしそうだ。
「でも、微妙なんですよね。声が小さすぎて佐奈さんに伝わったのかな…?」
2回目はおじさんに邪魔されて…
「大丈夫!ちゃんと伝わってるよ。
あとは佐奈の気持ちやな。」
「えっ?!
ぼ、僕はもう十分です。」
「何?それで満足っちゅう事?」
「え、ええ。」
「アホか?!
それやったら恋愛にならんやろ。
ただの片思いや。」
「で、でも、僕みたいな頼りない男、絶対…無理ですよ。」
おじさんが呆れた顔で…
「お前、ホンマにそれでええんか?
同い年のヤツらみたいに腕組んだり、イチャイチャしながらデートしたくないか?」
「イチャイチャ…
…デート?」
(佐奈さんとデート?)
その姿が頭の中に浮かんできた。
佐奈と手をつないで楽しそうに歩く姿を……
ウフッ…ウフッ…
(なんや、こいつ?!
俺よりムッツリスケベやな。)