Luck TesT
メールが来ていないということは、今回の爆発事故は関係ないのだろうか?
だが、そう何度も事故が起こるとは思えない。

外から警視庁を眺めていると、続々と緊急車両が到着し始めた。
集まっていた人ごみも、どんどんそれとあわせて増えていく。

「何があったんだ?」

布施が近くにいた警官の一人に声をかけた。

「さぁ…ただ、証拠保管室の辺りでなにかあったみたいですけど」

「証拠保管室…」

布施がその言葉を呟いたとき、私は思わず自分の携帯を見つめた。


携帯を、壊そうとした…
なんて、そんなわけないか。


自分が命を狙われている。
だが、携帯は関係ない。

そう思ったときだった。


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