Luck TesT
痛みと気だるさで目が覚めた。


…ここは、どこだ?


見慣れない真っ白な天井。
ピッピッという定期的な電子音が聞こえてくる。

重たい頭をゆっくりと動かす。
と、隣には、母がベッドに横たわっていた。


なん、だ?
何がどうなって…


体を起こそうとすると、頭に鈍い痛みが走った。

「っく!」

電子音が少しだけ早くなった。
ふと、自分の体にもいろんなものが取り付けられていることに気づく。

「んだよ、これ」

右手首に取り付けられている点滴をそっと触る。
どうやら点滴は終わっているようで、すでに液体はなくなっていて、少し、血が逆流していた。




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