俺様ヤンキーに愛されて。~third~




色々な気持ちがこみ上げて目に涙が滲む。
よく見ると華も涙目だった。



何で華が泣いてるの?





「みあが…無事で本当によかっ…た」



「は…華……」





華は地面に座り込むあたしを強く抱きしめる。


あたしを抱きしめる華の身体が震えていて涙が溢れる。





「白金くんに忘れられた…ショックで…


し…死んじゃったかと思った…」



「し…死なないよぉ……


華を残して…居なくなる…ワケないじゃない」



「約束だからね……!!」





それからしばらくの間、あたし達は大泣きしながら抱きしめあった。





ーーーーーーーー

ーーーーー

ーーー





「みあ、顔ヒドイよ」



「華も人の事言えない顔してるからね!」





< 256 / 402 >

この作品をシェア

pagetop