俺様ヤンキーに愛されて。~third~
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「………頭痛ぇ」
「涼、大丈夫か?
体調悪ぃならまだ入院してろよ」
猛はそう言って学校に持っていく俺の荷物をベッドから持ち上げる。
「…お前俺をナメてんだろ?」
ーバッ
俺は猛の手から乱暴に荷物を奪い取りベッドに投げ捨てた。
「別にナメてねぇよ」
「ナメてんだろ
荷物持ってもらうって……俺は女子か?」
頭を怪我したからって荷物も持てねぇほど弱くならねぇし。
猛…バカにしてるな。
「涼の頭の包帯見ると弱々しく見えんだよ」
「こんなの……病院出たらすぐ外す」