君がくれたもの
電話を切ったあと翔太はため息をつく。


はぁぁぁ………久しぶり結構まじなんだけどなー。
俺ってば昔からクチ軽いし…
冗談だって思われて 軽くあしらわれるし。


昔本気で好きになった年上の女がいたけど……


本気で好きになって……
本気で追いかけて……
本気でぶつかっていって……
本気で愛してた……

相手は年下だから最初は可愛がってくれたけど…。
俺が本気だったぶん重くなったのか……
連絡が急に少なくなり、連絡とれなくなる日も多くなって


……結局遊ばれて捨てられてしまった。

ってゆうか家に遊びにいったら知らない男がいて抱き合ってキスしてた……。


合い鍵を与えられてたから……
久しぶり会いたいと思い、家に行き…そっと鍵を開けて驚かすつもりだった。


寝室は玄関を少し歩くと見えるとこにあったから……二人がすぐ見えた。


その光景を見て、自分は邪魔者だと悟り……
気づかれない様に外に出て
ポストに合い鍵をいれて


静かに立ち去った。


それ以来全く連絡とってない





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