君がくれたもの
それぞれの日常♂



……気持ち悪い……


金城 瞭我(25才)(きんじょう りょうが)は昼に自宅で目を覚ました


(俺どうやって家帰ったんだろう…。確か道に迷ってた時に見つけた女の人に声かけて、あの人が助けてくれたような……)

「……だめだ全然、顔も声も曖昧にしか覚えてない。確か…声はハスキーがかって顔は今風な感じだったような………う~ん……………
まっいいか。思い出せたらで。」

そう呟くと二日酔いで痛む頭を押さえ

冷蔵庫から牛乳を取り出し胃の中に流し込む。


胃に何か入れた為、気分の悪さは少し回復していくが

昨日はかなり雨に濡れた様で体にベッタリと服がはりついてる

服を脱いでタオルを腰にまく


その時…聞き慣れた自分の携帯の着信音が昨日着ていたジャケットから聞こえた


相手も見ないで瞭我は電話に出る。


…………RRR♪


「もしもし。」




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