最後の恋


ど、どうしよう。

うち来る?とか聞いたくせに、慌てて部屋を見渡す。

変なモノないよね?おかしくないよね?

椎名が来るまでのわずかな時間で私は部屋中を見て回った。


そして玄関のインターホンが鳴ると慌てて鍵を開け、ゆっくりとドアを押し開けた。



「ははっ、莉奈さんやぁ」

「当たり前でしょ」


頬を赤らめた椎名の姿に呆れながらも私はすぐに椎名を部屋に入れた。


「おじゃましまーす」


椎名は少しフラつくような足取りで靴を脱ぐとそう言って私の後ろをついてきた。


「適当に座って。今お水入れるから」

「はーい」

椎名は素直にそう返事をするとソファにちょこんと腰掛けた。

ダメだな私。

そんなとこも可愛いとか思っちゃってる。

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