最後の恋




思わずテンションが上がってしまう。



ハラハラ舞う、小さな粉雪。



一人で空を見上げていた私は、右手をそっと開いて。



手の平を空へ向けて掲げた。






『意外やわ〜松永さん、そんな女の子っぽいコトするんっすね』





はっ??




その時、

いきなり背後から聞こえた声。



だけど…振り返る前に、残念ながらそれが誰なのか分かってしまう。




それは彼が、“関西弁”だからなんだけど。



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