最後の恋
それに、何?
この変なドキドキ。
椎名は気を使って、カイロ買ってきてくれただけじゃん。
それに入社1年目の男の子にちょっと親切にされたぐらいでこうなっちゃってる私は……
男への免疫が相当ヤバイな。
二年も彼氏がいないとこうなっちゃうものなのか!?
『あっ、そういえば約束は?予定、あるんでしょ?』
『あぁ………』
『早く行きなよー、カイロありがとね。じゃ、また』
熱くなっていた顔が…
ひょっとしたらひょっとして。
赤くなってしまってるような気がした。
だから私は…
それを隠したくて。
椎名よりも先に、その場から歩きだした。