トリプルトラブル【完】
「駄目よ! 美紀ちゃんをちゃんと捕まえてあげなくちゃ。お姉さんが憑依してても良いじゃない! 二人、ううん三人分愛してあげれば良いじゃない!」
訳の分からない感情に支配された沙耶。
不思議だった。
何故こんなにも一生懸命なのだろうと。
だって本当は、美紀に正樹を取られたくないのだ。
今でも自分は正樹が大好きなのだ。
でも……
沙耶は言い終わってから思った。
珠希が言わせたことではないのかと。
沙耶はもう一度大きく深呼吸をする。
これで良いのかと珠希に聞くかのように。
そして再び、恋心を封印することを亡き珠希に誓っていた。
訳の分からない感情に支配された沙耶。
不思議だった。
何故こんなにも一生懸命なのだろうと。
だって本当は、美紀に正樹を取られたくないのだ。
今でも自分は正樹が大好きなのだ。
でも……
沙耶は言い終わってから思った。
珠希が言わせたことではないのかと。
沙耶はもう一度大きく深呼吸をする。
これで良いのかと珠希に聞くかのように。
そして再び、恋心を封印することを亡き珠希に誓っていた。