暗がりの夜だから


「…っ……」

嬉し涙がぽろりと溢れる。

「…アメジストはね、俺の誕生石。」

…えっ……?

「アメジストの石言葉、"純愛"を…梨里に捧ぐ。」

來斗っ――……

「だから、もう…」

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