暗がりの夜だから


…―そして俺は、怪盗をはじめた。

両親の遺品には依頼リストなんかもあり、どれを盗めばよいのか模索する必要などなかった。

それに加え、俺の幸せな思い出のなかの両親と遊んだ記憶は―…

俺を、怪盗にするための英才教育であった。

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