天神学園高等部の奇怪な面々Ⅹ
鈴のような声に呼ばれてハッとする。

振り向くと、皇帝よりも頭一つは背の低い、白髪の可憐な美少女。

「常に警戒して神経を尖らせている皇帝らしくありませんね。心ここに在らずではありませんか」

そう言って灰色の瞳を細めるのは。

(白神 月女王陛下参上ぉおおぉおおぉおぉっ!)

はい、大きな声で紹介有り難うございます、皇帝。

そう、噂の生徒会長その人であった。

「何ですか皇帝?そんな驚いた顔をして」

キョトンとする月は、それはそれは愛らしい表情を見せた。

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