天神学園高等部の奇怪な面々Ⅹ
翌朝。
いつものように一般生徒よりも早くに月は登校する。
少し早めに生徒会室に訪れると。
「おはようございます、会長」
三白眼つり目にメガネをかけた、茶色に近い短め金髪のドイツ人男子生徒が挨拶をした。
2年のアルフレド・バルツァーだ。
生徒会副会長兼風紀副委員長を兼任する有能な役員。
しかし月と某18禁風紀委員長の二人に顎でこき使われる事から、『キングオブナンバー2』などと皮肉を言われる事も少なくない。
尤も、そんな皮肉を言うのは生徒会をやっかんでいる一部の生徒だけで、会長である月にとって、アルフレドは全幅の信頼を置くに足る、よき部下なのだが。
いつものように一般生徒よりも早くに月は登校する。
少し早めに生徒会室に訪れると。
「おはようございます、会長」
三白眼つり目にメガネをかけた、茶色に近い短め金髪のドイツ人男子生徒が挨拶をした。
2年のアルフレド・バルツァーだ。
生徒会副会長兼風紀副委員長を兼任する有能な役員。
しかし月と某18禁風紀委員長の二人に顎でこき使われる事から、『キングオブナンバー2』などと皮肉を言われる事も少なくない。
尤も、そんな皮肉を言うのは生徒会をやっかんでいる一部の生徒だけで、会長である月にとって、アルフレドは全幅の信頼を置くに足る、よき部下なのだが。