ハーレム ブラッド
午後


午後も桂木と幸大たちはともに行動する。

「幸大さん…メリーゴーランドに乗りましょう。」

「嫌だ。

お前らだけで乗れ。」


「えぇ〜。

一緒に乗ろうよ〜。」

クーニャが言う。

「嫌だ。


ゴーカートもジェットコースターも4回ずつ乗っただろ…」


「仕方ないじゃない。

幸大が私と最初に乗らないから悪いのよ。」


「いや、どっちみち残りがうるさい。


先生もなんか言ってください…」


「メリーゴーランドなんて久々だな〜。」


「ふぅっ〜。


お前らは先生と4人で乗ってろ。


その間に俺はトイレにでも行って飲み物でも買ってくる。」


「む〜。

とは言え先生は乗りたそうだし、私も乗りたいし…」

クーニャが言う。

「私も初めて乗ります。

まぁ…遊園地自体が初めてですが。」

咲子が言う。

「じゃあ行きましょう?」

姫野が言う。





トイレ

「…。

楽しいけど疲れるな…」



「あれ?

幸大、一人なのか?」

行正もトイレにやって来た。


「あいつらが男子トイレに居たら問題だ。


今はメリーゴーランドに乗ってるよ。」

「そうか…

羨ましいぞ!!

こっちは男だけだぞ!


まぁ…何はともあれお前らのよりが戻るっつーか、山下さんと榊さんとまた仲良くなれて良かったな。」


「まぁな。」

「なんかプレゼントでもしたらどうだ?」

「んな金は残ってない。

が…まぁ…考えとく。」
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