ハーレム ブラッド
コスプレは見た目だけじゃなく心まで成りきれ!
学校


「だーかーら!!

普通の喫茶店で良いでしょう!?」

姫野が言う。

「いーやーだ!!

コスプレしたいの!

コスプレ喫茶!


そもそも喫茶店なんかつまんないもん!!」

「メイド服くらい着せてあげるわよ!!」

「それだけじゃつまんないもん!!

いっそ、喫茶店もやめてコスプレ大会にしようよ!!」

教室が2つに別れている。


姫野が率いる喫茶店グループ。

クーニャ以外の女子は全員、姫野を支持。


そして、クーニャが率いるとりあえずコスプレしたいクーニャと女子のコスプレが見たい男子のグループ。



幸大のクラスは39人。

女子20、男子19


女子−クーニャ→20−1=19


喫茶店は19人


男子+クーニャ−幸大→19+1−1=19


コスプレ19人


幸大は…


「先生、泣いてないでなんとかしてくださいよ…」

「だってぇ〜。

榊さんも山下さんも話を聞いてくれないの〜!」


「だから、泣かないでくださいよ…


お前らももっと穏便に行けよ!!」


幸大が言う。


「確かにこのままだと平行線ね。」

姫野が幸大に近づく。


「私も埒が明かないのは嫌だし〜。」

クーニャも近づく。


「幸大を引き込んだ方が…」

「勝ちだよね!!」


「止めろって!!」


幸大が左右に引っ張られる。
< 324 / 500 >

この作品をシェア

pagetop