ハーレム ブラッド
「…マリア。」

またキスをする。

「…んっ。」

「良いのか?」

幸大が言う。

「ああ。」

マリアが笑う。


が…


コンッ!

「痛っ!」

幸大の頭に何かが当たる。


「何だ?」

幸大が当たった何かを見る。


コドーム

「ぶっ!?

まさか!?」

幸大がクーニャの方を見る。


「ぶ〜!」

クーニャが怒ってる。


「起きてたのか?」

幸大が言う。

「それ、使っていいよぉ?

個数的には私の分もあるよね?」
クーニャが言う。

「使わねぇよ!!」

幸大が言う。

「こ、幸大君…避妊はしないと…まだ学生だし…」

優衣の声。

「優衣も起きてたんですか?」

幸大が言う。


「あの…私も起きてました、ごめんなさい。」

沙羅の声。


「そもそも…マリアさんが何度か怒鳴ってましたから。」

咲子の声。

「マリアに幸大のチェリーをあげるのは不本意だけど、一度タガが外れたら私たちもできると思ったのに。」

姫野の声。

「できるって何だよ…」

幸大が言う。

「できるって言うのはヤるって意味だよぉ?」

クーニャが言う。

「言わんでもわかる!!」

幸大が言う。


幸大が自分の布団に入る。
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