ハーレム ブラッド
「私は猿が欲しい。」

マリアが言う。


「ペット飼うと世話が大変だし…お前らとの時間も減るけどな。」

幸大が言う。

「「それはダメ!!」」

全員が口を揃えて言う。

「それに…まだ先だ。


あと一年は学生だしな。」

幸大が言う。



「そうね…まだ…これから色んなこともあるわよ…きっと。」


姫野が言う。

「この前のバレンタインのチョコからして新たな女の影がありますけど…」

咲子が言う。


「幸大君は浮気性だからねぇ…」

クーニャが言う。


「それは今さらかも…」

優衣が言う。

「何だよ…

浮気するな…とか言わないのか?」

幸大が言う。

「惚れた弱味です…」

沙羅が言う。

「それに言っても無駄だ。」

マリアが言う。



『ふっ…

理解のある伴侶たちで良いではないか。


男足るもの…ハーレムを夢見て何が悪い?』


ヴァンが言う。

「そうだよな…」

幸大が言う。

「その代わり…私たちはそんなぽっと出の女には負けないわよ?」

姫野が言う。

「覚悟してねぇ?」

クーニャが言う。


「昼ドラ並の修羅場になりますね。」

咲子が言う。


「安心しろ…

何があっても…

ハーレムが何人になろうとも…

幸せにしてやるから。」







NOT END


to be continued
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