十字架に鎖を



准斗の目がまっすぐに俺を射る。


でも俺は…血の匂いに夢中で、准斗の話が頭に入らなかった。


「おばさんも心配してたんだ。だからさ…。」


准斗の唇が耳元に寄せられる。


「餌なんて殺しちゃうぐらいの勢いで、本能のままに血を貪れよ。」



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