シンクロニシティー


 入って来たのは、何故だか白衣を着ているシュウ。
 苦笑に近い微笑を浮かべ、ベッドの傍らに置いてあったパイプ椅子に、私と向かい合うようにして腰掛けた。



「あ……れ? シュウ、お医者さん?」

 頭に浮かんだ疑問がそのまま口からこぼれ出た。


「違う。技師、レントゲンの。コトの頭の写真を撮ったのは僕です」

 シュウは冗談めかして答え、照れ臭そうに笑った。



 ああ、だから……
 朦朧とする意識の中聞こえた、私の名を呼ぶ声は本当にシュウのものだったんだ。



「気分はどう?」

 シュウは半身を少しだけこちらに乗り出して、私の頭の横をそっと撫でながら聞く。


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