シンクロニシティー


「フツー」

 答えれば、フッと息を漏らして辛そうに苦笑した。

 困らせるつもりはないけど、安心させようという気もない。
 ちょっとだけ、本当にちょっとだけ心配して欲しい気持ちがあった。


 私を見て欲しい。気に掛けて欲しい。


 構って欲しい。



 シュウは腰を少し浮かせて椅子を前に引き、再び腰を落として私との距離を詰めた。
 私の両足がシュウの両足に挟まれて、ドキリと胸が鳴る。


 白衣のシュウも素敵だ。
 白衣効果なのかわからないけれど、なんだかシュウが凄く男らしく見える。


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