色をなくした世界
それで終わりかと思った手紙は・・・二枚目へと続いていた。


まるで自分が死ぬのが分かっていたように・・・・二枚目の手紙には「俺が死んでいたら読んでくれ。生きてたら絶対捨てろ」

と書かれている。


雄大がその手紙を開けてみれば・・・・。



『雄大へ


また俺で悪いな。


死んだ奴からの手紙なんて気味悪いだろうが・・・諦めて読め。



雄大・・・この手紙を読んでるってことはそういう事なんだよな。


だから・・一回しか書かないからな。


雪乃に気持ちを伝えて・・・雪乃を幸せにしてやってくれよ。


忘れられたら俺が可哀想だが・・・雪乃が泣くよりはマシだ。


どんな手使ってでも良いから雪乃を振り向かせろ。


お前ならできるよ。


お前にしか雪乃を頼めない・・・アイツを絶対にこっちに送るなよ。


頼む。


これで本当のさよならだ・・・


幸せに・・・俺の大事な親友。』



< 188 / 203 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop