ワケがありまして、幕末にございます。






「おぉ愁君、ここにいたか!
ってなんだ、皆もいたのか」




ドスドス、聞こえた大きな足音はやっぱり近藤さんだった。




「「「こんちはっ、近藤さん」」」


「どうかしましたか?」


「あぁあのな…の前に何で皆してそんなに濡れているのかな?」


「ちょっと遊んでたらこうなっちゃいまして…」


「「「(命懸け、のね)」」」




なんか(¬_¬)な視線を感じるけど気にしない。




「ハハハッ、仲が良いのは良いことだ」




足音だけでなく笑い声も大きい近藤さん。


み、耳に響く…。




「遊んでたって事は勿論仕事は終わってるって事だよなぁ、てめぇ等」






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