コノサキ×××
衝撃
『だから俺はこの真実に執着しないように毎日体力もつけて勉強もした』
『それが5年続いた』
『期待はしたが何も変化は無かった』
…
…
…
百合也は余りにも衝撃の事実に数分言葉が出なかった
すると冷静に整理して言った。
『ねぇ、それって戻らないの!?ずっとこのままなの!?脩汰郎はどうなるの!?』
百合也は泣きながら脩汰郎の胸ぐらを掴んだ。
脩汰郎は百合也の手を優しくどけて言った。
『知らないよ。元に戻ったとしても奇跡が起こるぐらいかな』
…
百合也は数少ない言葉を選んで優しく言った。
『でも!私は元の脩汰郎に戻る事を願うけど、脩汰郎は脩汰郎だからもし一生そのままでも脩汰郎なんだから私は全然平気だよ!』
そう言うしか無かった。
脩汰郎は純粋に嬉しかった。
だけど意味深な言葉にも聞こえた。
『百合也…』
『でも、希望は捨てないで』
『うん。』