わたしとあなたのありのまま ‥2‥
けれども、何故だかホッとする。
この異様な状況が、今の私には合っている。
そんな気がする。
「遺書が……見つかったんだ。
ゆきの部屋から」
私の返事を待たずに冬以が口を開いた。
私が立てないのをいいことに、自分の目的を果たそうとしているのか、私が拒否しないことを承諾ととったのか。
どちらかわからないけれど、冬以は淡々と語り続ける。
「やっぱり――
全部俺のせいだった。
わかってたんだ、最初から。
俺、ゆきよりも自分のやりたいことの方をいつも優先させてて。
でも、ゆきは一度も文句を言ったことなかったから。
俺の知らないところで、寂しくて泣いてるかもとか、少しも考えなかった。
ああ違う、気付いてて、見ないふりを続けたんだ。
田所悠斗のことも書いてあった。
アイツの気持ちを知ってて利用したって。
申し訳ないことしたって」
そこで冬以は、一度息を吐く。
その様がとても苦しそうに見えて、胸がギュッと締め付けられた。