わたしとあなたのありのまま ‥2‥


 家まで冬以が送ってくれて、その間、色々と他愛もない話をした。

 冬以は私より一つ学年が上で三年生。
 敬語使えよ、などと冗談ぽく言って冬以は笑った。

 ああだから――
 なんとなく大人な雰囲気がするのかも。

 高校三年生といったら、誕生日が来たら18歳だ。
 18禁という言葉があるぐらいだから、17歳と18歳の差はとても大きいのかもしれない。


 フッと、冬以を見て一年生の女子が騒いでいたことを思い出した。

「ねぇ、冬以のこと、うちの学校の女子が知ってるみたいだったけど。
 冬以って有名なの?」

 なんとなく聞いてみた。
 ちょっとだけ気になったし。

 冬以はまた困ったように苦笑する。
 顔をくしゃりとさせた笑顔が、とても可愛いと思った。


< 185 / 363 >

この作品をシェア

pagetop