わたしとあなたのありのまま ‥2‥
家まで冬以が送ってくれて、その間、色々と他愛もない話をした。
冬以は私より一つ学年が上で三年生。
敬語使えよ、などと冗談ぽく言って冬以は笑った。
ああだから――
なんとなく大人な雰囲気がするのかも。
高校三年生といったら、誕生日が来たら18歳だ。
18禁という言葉があるぐらいだから、17歳と18歳の差はとても大きいのかもしれない。
フッと、冬以を見て一年生の女子が騒いでいたことを思い出した。
「ねぇ、冬以のこと、うちの学校の女子が知ってるみたいだったけど。
冬以って有名なの?」
なんとなく聞いてみた。
ちょっとだけ気になったし。
冬以はまた困ったように苦笑する。
顔をくしゃりとさせた笑顔が、とても可愛いと思った。